マルチメディアコンテンツ制作部門ではこれまで約800件のビデオCD制作、DVD制作、MPEGエンコードなどを行い、納品してきました。
９８年８月にはDVD制作システムを他社に先駆けて導入し、DVD、VideoCD用の動画はDigitalβcamからの 変換 や、10bit非圧縮のデータから変換することも可能です。同様 にDVD-ROM、VideoCD-ROM、VideoCD、CD-ROM 用 MPEGエンコード、WMVエンコード、
AVIエンコード、QuickTimeエンコードなども 行 っています。

1.DVD、VideoCDのシステム制作ラインについて

当社のDVD制作システムにつきましては北米を中心にヨーロッパ、日本、アジアなど、延べ500セットの販売実績を持つシステム（ Sonic DVD Creator )を導入しています。 さらに、業界シェア1位の制作システム( Sonic Scinarist Advansed )も導入しました。
これらのシステムはクオリティーやコピープロテクトにもっとも厳しいとされる劇場用映画のDVD版の制作にも数多く使用されています。
MPEGエンコードのクオリティーは、エンコードにかける時間と、きめ細かい設定により左右されます。
当社のMPEG2エンコードでは他社では3パス程度のエンコードを行いますが、 当社では通常5パス以上のエンコードをいたします。
入稿素材につきましては10bit非圧縮のデータを入稿いただくことが可能なほか、D2、Digitalβcam、βcam、HDVcam、Dvcam、
VHSなどの入稿 が可能です。
もちろんDVDはフルスペックの制作が可能で、DLT納品によるCSSデジタルコピーガードの付加とともに、アナログコピーガードの付加も
オプションではなく、通常のサービスとして提供させていただいております。（ 当社はマクロビジョン社の登録業者です ）
VideoCDにつきましてはソニー製リアルタイムエンコーダーによる制作システムを含む３ラインのシステムがあり、また、ソニー製システムだけではできないフルスペックの仕様に基づいて非常に複雑なコンテンツ（アイテム数約400）のソフトも制作しております。
さらに、VideoCDの拡張規格であるVideoCD-ROM、Internet VideoCDなどを手がけ、多様なニーズにお応えしています。
同時にMPEG１エンコード、MPEG２エンコード、WMVエンコード、AVIエンコード、QuickTimeエンコードにつきましては各２ラインの制作ラインを用意しています。

2.DVD、VideoCDの環境の充実について

DVDを取り巻く制作、販売の環境は拡大し、DVD、VideoCDが再生可能なゲーム機の販売を機に一般家庭に普及し、定着しています。
また、MacintoshやWindowsパソコンにはDVD-ROMドライブと、DVD、VideoCD再生ソフト付属が一般的となり、ホームシアター用の
据え置き型プレーヤーやポータブルのDVDプレーヤーが非常に安価になったこともあり、
DVD-ROMドライブ （DVD、VideoCD再生ソフト付き）とあわせ益々その再生環境とプラットホームは充実しています。

１９９６年創業当時